日々ローグ ~日々の活動の様子を綴ります~

高次脳機能障害研修会について

2025.09.03

高次脳機能障害に関する研修会に参加しました

先日、奥州市で開催された「高次脳機能障害に関する研修会」に参加しました。
今回の研修会には、医療・福祉関係者に加え、高次脳機能障害の当事者やそのご家族の方々も参加されており、実際の体験をもとにした発表も行われました。 

高次脳機能障害支援コーディネーターから、高次脳機能障害支援拠点機関の役割について、作業療法士から高次脳機能障害の特性について講義を行いました。
その中で、当センターで作成した「当事者・家族から見た高次脳機能障がいカルタ」も紹介され、休憩時間には多くの参加者が手に取る様子が見られました。

当事者やそのご家族の発表では、記憶障害や注意障害など、外見からはわかりにくい障害と向き合う日常について語られていました。

「当事者が挑戦できる場・挑戦する機会を」
「ただ話を聴いてくれるだけで安心できる」

などの言葉は、支援において何が大切なのかを改めて考えるきっかけとなりました。

また、休憩時間や終了後には、当事者同士や参加者との間で自然な会話や交流が生まれる場面もあり、こうした研修会が人と人をつなぐ貴重な場であることを実感しました。

※ご本人の了解を得て写真を掲載しています。






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